日頃から、当アカデミーにご参加、ご協力いただくみなさま、いつもありがとうございます。
今回は子供たちが夏休みの中、7月29日、8月5日、8月12日、8月19日の4日間で夏季限定で特別スクールを開催いたしました。
トレーニング内容も、普段とは違い判断要素の中に“パス”を加えた、判断能力の向上を目指し、当アカデミーのコンセプトである「個の力」いわゆるドリブルをうまく活かすためのパス、あるいはパスを活かすためのドリブルを判断する速さの指導を行いました。数日間の中で、子供たちは少しずつ頭の中で考え、プレーで表現できるようになりました。
3.4年生は、はじめボールを扱いながら次のプレーを選択する場面で、遅くなることが多く、相手に引っかかる場面が多かったのですが、最後は相手との駆け引きの中で、より速くプレーを選択し、シュートまで向かうことができるようになりました。
5.6年生は、パススピードやコントロールなど、すでにレベルが高い選手が多かったのですが、はじめは速い判断の中で相手の逆を突くことができませんでした。2対1や3対2など人数が増え、より複雑な場面を経験する中で、それぞれのドリブル技術とパス技術をうまく使い分け、最後は速い判断の中で良いプレーを選択する場面が増えました。
そして、トレーニングの中で3年生から6年生までを通し、全員が向上した部分が“OFF THE BALL”です。簡単に言えばボールが来る前の準備であり、高度になれば一気にゴールを狙えるプレーです。子供たちはボールを持つときの判断だけでなく、ボールを持たないときの判断も考え、プレーすることができるようになった部分は素晴らしかったです。
今回の特別スクールのように、継続して練習していること(ドリブル技術)と、また違った刺激(パスや判断スピード)も子供たちの成長に繋がります。そして子供たちが身に着けた技術を実際の試合で出すことができると本当にうれしく思います。
特別スクールにご参加していただいたみなさま、本当にありがとうございました。これからもMINOBE FOOTBALL ACADEMYをよろしくお願いいたします。